児童福祉相談所での話し合いには通訳を。
家庭内で問題があった時には、地元の児童福祉相談所に相談することが最初の一歩です。そこでどの様なことが相談できるのか。 基本的にお子様がいるご家庭でないと児童福祉課の相談は受けられません。しかし、おこさmがあれば、夫婦間の問題だけであっても相談することはできます。その場合、児童福祉課は、両親をそれぞれ別々に招待し、そのお話を聞き、その上で、そろって話をする形をとることが多いです。児童福祉課の相談には、通訳をつけてもらうこともできます。デュッセルドルフなど、日本人の多い街では、専属の通訳がいる場合が多いです。ドイツの他の街となると、ご自分で通訳を探す必要が出てくるでしょう。また、費用に関しても、どの程度まで負担してくれるのか、事前に聞いておくことが大事でしょう。 ここで、最初から、通訳をつけることをお勧めいたします。自分は、ドイツができるからいらない、と考えてどうしても母国語で話す相手の流暢さには勝てません。そして、話を聞きづらいという何ともシンプルな、そして無意識な理由から、児童福祉課の方がなんとなく、中立的な立場を離れ、相手側についているのではないかという疑いが生まれた時にはもう遅しです。 その様のことになる前に、せめて言語的には平等な立場で話せるよう通訳をつけることを強くお勧めいたします。